展示タイトル:イシイコレクション

展示タイトル:イシイコレクション

オープニング:2017年3月23日(木)18時から21時
展示期間:2017年3月24日から4月29日

東京在住の石井は30年以上の長きにわたって古い日本の日常雑器を中心に収集をしている。

彼は、例えば着物あるいは浴衣の柄を言っての柄に染め抜くために 作られる柿渋の 型紙を多く所有している。

型紙の反復した形状、複雑な文様、さらには完璧なまでのカットで、その芸術性が 高く評価され、1955年に伊勢型紙は国の重要無形文化財に指定された。

型紙の製法は、柿渋によって貼り合わせ、補強のために紗を貼った美濃和紙を台紙 とし、彫刻刀にて図柄を彫る。

すでに室町時代にはこの製法によって着物の柄が染め抜かれていたが、江戸時代に は紀州藩の庇護を受けて広く広まり、技術も高まった。

伊勢型紙の収集ではドレスデンの工芸博物館が最大のコレクションを持っており、約1万6千点の型紙を保有している。

この度MICHEKO GALERIEでは、伊勢型紙を始め、浴衣の型紙、銘仙柄の試し刷り、織物のパターン図案など、骨董価値もさることながら、斬新で美しい、さらには

現代アートとして今尚新鮮な見方ができる、石井のコレクション展示を開催する。ぜひこの機会に、昔の職人たちの大胆かつ繊細で、革新的とも言える作品を堪能し

ていただきたい。

2017-03-21T14:33:47+00:00